カテゴリ:思うこと( 41 )

大横綱千代の富士

いまさらですが、大横綱千代の富士が亡くなってしまいました。
もう、びっくりしすぎてしばらく何も手につかないという時間を過ごしました。
私にとっては、大横綱といえば、千代の富士です。(もちろん白鵬も貴乃花も大横綱ですが・・)
ほんとに強かった。

千代の富士というお相撲さんはたくさん優勝していて、数々の記録をどんどん打ち破って更新していったすごいお相撲さんなのです。

優勝回数31回(大鵬に続き当時2位。今は、白鵬に抜かれて3位です)
連勝記録53連勝(当時双葉山に続き当時2位。今は、白鵬に抜かれて3位です)
通算勝ち星1045勝(当時1位。今は、魁皇に抜かれて2位です)

今でもすごく印象に残っている千代の富士の取組をあげるとすると、53連勝がストップした取組です。
そうです。負けた相撲。

連勝を伸ばしている間、千代の富士は負けるはずのない下位力士に【うっかり】負けて連勝をストップさせるのではないかと思われていたのです。

しかし、連勝がストップした千代の富士を破ったのは横綱大乃国でした。千秋楽結びの一番。
私もまさか大乃国に負けるとは思っていなかったので、大変ショックだった記憶があります。

力を溜め込むような大乃国の立会い。腰をぐんと下に下ろして立ったのです。それは、当時の解説でも千代の富士本人もその立会いについて語っていました。なので、私は、それで映像とともにものすごく記憶にあるのです。

すでに優勝をきめていた千代の富士は優勝の表彰式のあいだ中、来場所の大乃国戦の勝ち方について考えていたと言っていたので、「勝つ」ということへの執着力のすごさに子供ながらびっくりしました。

この勝負が昭和の最後の一番となりました。
その後、昭和天皇が崩御され、時代は平成へとうつったのでした。

大相撲の名力士たちは、日本相撲協会あげての「協会葬」になることが多いのですが、千代の富士は「協会葬」にはならず、「お別れの会」になっているのは、私としては釈然としないのですけれど・・・。

ご冥福を心からお祈りしています。

https://www.youtube.com/watch?v=zr9F6eGWZa0
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by wakuru | 2016-08-11 20:40 | 思うこと

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相模原の事件についておもったこと②
被害にあわれた方のご冥福を心からお祈りいたします。

今日は、加害者のこと。

容疑者が逮捕されているが、容疑者の措置入院解除の判断の是非が問われていること、大麻の陽性反応が出たということが大きく報道されている。

措置入院というのは、「精神的な病気の症状があって、なおかつ、自傷他害の恐れがあると判断された人が強制的に入院できる方法」のこと。
それは精神保健福祉法という法律で決められている。
私が今回の事件の報道でとても気になっているのは、危ない思想、考えを持った今回の容疑者はもっと長く措置入院させられなかったのか。という議論である。
この措置入院に必要なのは、「精神的な病気の症状があること」。『精神症状ゆえに』自分や他人を傷つける恐れがあるから強制的な入院が必要ということ。危ない思想や考えを持っていても捕まえることや措置入院はできない。入院しても自分や他人を傷つける可能性がなくなれば退院できる。日本は法治国家なので、それは当然のこと。

私は以前、東京都の精神救急医療情報センターというところで働いてた。
そこは、夜間や休日に精神科の救急の入院を扱うところで東京都下全ての精神科の強制入院である医療保護入院の情報が集まるところだった。同じフロアの隣のブースには、今回話題となっている措置入院の情報が集まる場所があった。
精神科の強制入院には大きくわけて、措置入院と医療保護入院の2つ(細かくはもう少しわかれる)。この違いは精神的な病気の症状があり、自分や他人を傷つける可能性があるのが、措置入院。精神的な病気の症状があり、自分や他人を傷つける可能性がないのは、家族の同意を得て医療保護入院となる。

そのセンターで家族や本人、警察、本人の周りの人からの電話をとって状況を聞き、医師に相談をする。電話をとる状況から、これは入院できたらどんなにいいかと思うことはしばしばあった。しかし、全ての入院ができるわけではない。「強制入院が不法な入院にならないように。たとえ、強制的な入院であってももちろん本人の人権が守られるように精神的な病気の症状があるかないか」を検証しながら様々な人が様々な立場(医師、看護師、心理士、ソーシャルワーカー、警察など。もちろん最終決定は医師が行う)から考え判断している。

だけれど、テレビをつけるとなぜ退院させたのか、もっと監視しておけなかったのか。それと、大麻の陽性反応がでたことについての報道も、だから、こんな危ないことをしたんだという浅はかな議論。それなら、大麻が合法の場所では犯罪ばかりが起こってしまうはずなのに。すべて簡単にそこがこの事件のそもそもの問題だったと言わんばかりの報道。
もちろん、退院に不備がなかったのかはきちんと検証しなければならない。たくさんの人が犠牲になったのであるから。

でも容疑者がなぜそんな考えに至ったのか。どんな背景があったのか。どうして、障害者施設で働くことになったのか。どうして、ヒトラーの考えが降りてきたのか。どうして降りてきた考えをそのまま実行するにいたってしまったのか。

それをもっともっと考えていく必要があると思う。

精神障害を持つ人、薬物をする人がすべて危険な思想や考えを持つわけではない。多くは、犯罪は起こさない。全ての事件の検挙数の精神障害数割合は全体の約1%である。
精神的に病気の症状があるかないか、それが自分や他人を傷つける可能性があるかないか。ということが重要なのである。

こうやって凶悪事件がおこると犯人の異常性があたかも精神症状があったからだと報道は大きく取り上げる傾向にある。
自分と同じような人がこういった凶悪事件を起こしたとは思いたくないからだ。遠くの自分とは関係ない自分には理解できない人がひどい事件をおこした。精神病の人が起こした事件だと、考えることをやめてしまいたくなる。それほどこわいと感じるからだ。

この事件は、被害にあった知的障害を持つ人への偏見、そして、加害者の精神症状が取りざたされることで精神障害を持つ人へも大きく偏見を持たれる事件となってしまったと思う。

障害を持つ人の施設で働いたり、精神科の救急のセンターで働いていた私は、この事件についていまだ全く「わからない」というのが今の思い。
こうだからだ。これが原因だからだ。と今の段階で、決めてしまいたくなるけれど、まだまだ情報がなさすぎて、そして、いろんな要素が絡みすぎていてすぐにわかる話ではないと思う。
いまは、まだ「わからない」でいいんじゃないかなと思う。だからこそ、注意深く考えなくちゃいけないし、知っていかなくてはいけないと思うことができるからだ。
だんだん、報道も減ってきているのも気になる今日この頃。

長く読んでくださりありがとうございました。
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by wakuru | 2016-07-30 22:19 | 思うこと

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相模原の事件についておもったこと

被害にあわれた方に心からご冥福をお祈りいたします。

相模原の障害者施設で起こってしまった殺傷事件。ほんとに痛ましい事件だった。

以前、私が障害を持つ人の施設や、措置入院や医療保護入院という精神科の入院に関わる精神科の救急センターで働いていたことから、報道の仕方について思った2つのことを書いてみようと思う。

長くなるので、今日は1つめのことだけ。

今回の事件で殺されてしまった人と怪我をしてしまった人の名前は公表されていない。
神奈川県警が「施設にはさまざまな障害を抱えた方が入所しており、被害者の家族が公表しないでほしいとの思いを持っている」と公表しないことにしたとのこと。
他の事件であれば、被害者の名前は公表される。
どんな人たちだったのか。何が好きで、普段は何をして、どんな暮らしをしていたのか。
もちろん被害者のプライバシーに関わることなので、慎重に扱われるべきだけれど、この報道だと、とても遠くで起きているものだと感じてしまう。閉鎖された障害者の入所施設で起こってしまった自分とは関係ない事件。と。
コミュニケーションが難しい人もいたと報道されると、ますます、その人たちがどんな人たちだったのか、想像すらしづらい。
言葉でのコミュニケーションが難しくても何かしらの意思表示が表情や態度など、そういったことからもコミュニケーションははかれる。

たとえ、名前の公表が難しかったとしても、どんな人たちだったのか、どんなことをしていたのか、どんなことが好きで、どうやっていままで施設で暮らしてきたのか。
障害者19人殺傷。26人怪我。だけでは、自分ごとになりにくい。
怖い事件であればあるほど、自分とは関係ない遠いところで起こったと思いたい。

施設の中にはたくさんの魅力ある利用者がいる。障害を持っているとひとくくりにはできない様々な人たち。障害がなくても、いろんな人がいるのと同じように。せめて、そんなことに思いを馳せれることがこの事件を考える時に大事なことと思う。
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by wakuru | 2016-07-30 22:17 | 思うこと

大相撲名古屋場所。盛り上がっています。
今場所も大関稀勢の里の綱取りが大注目。今場所こそ!!

さて。そんな中、第39代横綱前田山英五郎の生誕の地へ行ってきました。前田山が八幡浜出身というのは知っていたのですが、まさか生誕の地がちゃんと残っていたとは!!
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前田山というのは愛媛県八幡浜出身の戦前、戦中、戦後に活躍した力士です。

破天荒な性格で、いろんなところで揉め事をおこすというお相撲さんでした。
十両までは故郷の名から佐田岬を名乗っていました。

十両時代、腕の怪我から細菌が入り、腕を切断しなければならないかもしれないという失意の底にいた時、前田さんというドクターが手術をして奇跡的に回復したことから前田さんの名前をとって「前田山」に改名。

それから強くなって横綱まで登りつめました。
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しかし、横綱在位中、体調をこわして場所を休場中に日米野球を見に行ったことがバレ、引退を迫られてしまいます。

引退後は親方となり後進の指導にあたりました。

その日米野球を見に行ったことでアメリカとの交流が生まれており、親方になってから力士を連れてアメリカへ遠征に行った際、体の大きなジェシーを見つけ、お相撲に勧誘しました。
それが日本初の外国人関取となったのちの高見山です。(若い人は知らないと思いますが、2倍2倍というCMで人気でした。)

いまや、アメリカだけでなく、モンゴル、ブラジル、ブルガリア、エジプト、中国など国際色豊かな現在の相撲界への道を切り開いたのがこの前田山というお相撲さんのお陰だったのでした。
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by wakuru | 2016-07-19 15:35 | 思うこと

昨日は、四国唯一のストリップ劇場。ニュー道後ミュージックへ行ってきました。

秋くらいに知りったストリップの踊り子さんの牧瀬茜さんが出たり、中ムラサトコさんが出たり、10年以上前から東京いた時から知っている舞踏家の木室陽一さんなどが出演するということだったので、これは見に行かねばと松山まで行ってきました。

たくさんの人が出演していたけれどライブ感というものはすごい。
それぞれの表現力に圧倒されかなり興奮冷めやりません。

通常の公演の通常ストリップの4回公演のうち3回目の公演が年忘れ即興PARADISEというイベントになっていました。
通常の公演のストリップも観れて、イベントも観れるという盛りだくさん。

ストリッップ劇場のかぶりつき席。一番前に座りました。
ストリップの踊り子さんたちがとってもきれい。
ストリップ劇場は今まで何回か行ったとこがあったけど、知っている踊り子さんが舞台に上がってそれを観ているという経験は人生初めて。不思議感マックスでした。

そのあとの即興のミュージシャンとダンスの共演の凄まじさ。
観ているこちらは圧倒される空気感。これは【ライブ】でないとわからない感覚なんだと思いました。

夜中に終わって四万十まで帰り着いたのは朝の4時。ひゃーー。

観ながら【表現】についてずっと考えてました。
それにひきかえ全くなっていない私の表現。もっと素直に表現していかなくちゃ。と。
とっても力をもらった貴重な時間でした。

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by wakuru | 2015-12-30 18:19 | 思うこと

【統合失調症がやってきた】という本を読んだ。

松本ハウスというお笑いコンビが書いた本。

松本ハウスのハウス加賀谷さんが統合失調症を発症し、グループホームで生活したのち、お笑いに入り、具合を悪くして精神病院に入院するところまで書かれている。
家族のやさしさとコンビのキック松本さんのなんともいい距離感も描きながら話は進んでいる。
そして、10年間の闘病生活を終えて復帰していく。
今は、統合失調症の理解を深めるためにコントや笑いを含み講演活動を行っているそう。

統合失調症はわかりにくい病気だけれど、それをこんなにおもしろくネタにもしながらそのつらさも表現している。

なんでもそうだけど、「おもしろさ」というのがとっても肝なんだと思う。
キック松本さんが松本ハウスさんを楽しみながらも支えていく距離感。こういう間柄。
私も誰に対しても保ちたい。
おすすめです。

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by wakuru | 2015-12-23 23:43 | 思うこと

ゆうこ新聞のこと

ゆうこ新聞

ゆうこ新聞は、難病を抱えるゆうこさんが、同じように病気を抱える人に「小さなお楽しみを」とはじめられた新聞です。

先日、ゆうこ新聞なるものを知り早速発行されているゆうこさんに連絡しましたら、早速ゆうこ新聞の創刊号から最新号まで20号まで送ってくださいました。

各号テーマが身近でおもしろくて、どのテーマにもとても共感するのです。
そして、実際に足を運んで取材をなさっていらっしゃる。
身近なテーマから難病のこと、病気のこと、病気の方のことに想いをはせられる。
そんな新聞です。

ご興味ある方はぜひ。
http://jp.bloguru.com/yuko-news
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by wakuru | 2015-08-17 16:46 | 思うこと

イベントで

以前、東京に住んでいたとき、なんとか休みをとって遠い遠い山の中で開催されるキャンプインのお祭りに参加していました。

そこで会う人々やライブをするミュージシャン。みんな魅力的でした。
こんな山の中でこんな暮らしをしている人がいるなんて。と。

先日、カゴノオトから歩いて1分くらいの公園でキャンプインのイベントが開催され、出店していました。
以前、遠くから見ていたステージの上のミュージシャンがここでライブをして、うちの店で暑いねーと言いながら何度もドリンクを買いにきてくれていました。

自分はいまこの会場の1分のところでお店をして、ここに暮らしている。
なんだかとても感慨深かったのでした。
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by wakuru | 2015-08-01 00:43 | 思うこと

まっち珈琲のこと

埼玉と群馬の県境の「妻沼」という昭和のなつかしい感じのする商店街に、これまたなつかしい感じのする【まっち珈琲】というお店があります。

ここは、大学が一緒だったおやじくん(オーナー。普段は革職人。)とそのパートナーのまっちさんがやっているお店です。(おやじくんはほとんどお店にいなくて、やっているのはまっちさん。)

少し前ですが、私が行かせていただいた時は、商店街がお休みの日で、お休みの商店の方たちや地元の方がお茶をしに来られていました。
商店がお休みの日にお茶に来て、話をしながらゆっくり過ごす。
店の前を通り過ぎるお年寄りも中の客さんに声かけて行く。
まさしく町の寄り場。

おやじくんと、まっちさんのお2人は以前は福祉のお仕事をされていました。

いつもは会っていないけれど、節目節目で会って話をすると、「そうそう!そうですよね!」ということがたくさん。

やっていることは今までやってきたことの延長線上であって(福祉の仕事を辞めて革職人になったからと言って)違うことをしているわけではないんですよね。(by おやじくん)

誰かの居場所や役目をつくりながら 見守りながら 自分が安らげる 座布団をつくっている。
妻沼(ここ)ではそんな風に 過ごしています。(by まっちさん)

素敵なお2人!!

ぜひぜひ遊びに行って下さい。

わくる冊子も置いて下さっています。(ちこっと宣伝・・)

まっち珈琲

〒360-0201
埼玉県熊谷市妻沼1523
048-589-2164
http://machicoffee.jimdo.com

営業時間
11:00-18:00
11:00-17:00(12月~2月)
 
店休日
 水曜日、火曜日不定
 臨時変更あり
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by wakuru | 2015-07-30 21:37 | 思うこと

ただいまいままでの「わくる」の活動をまとめた冊子を作っています。

障害を持っている人の施設で働いていた時に思ったこと。

それで、カフェをはじめたこと。

カフェをしたら都会では住み続けられないと思ったこと。

そして、移住したこと。

移住していま、こういうことをしていること。

これからしようと思うこと。

などをいろいろまとめています。

デザインはお友達にお願いして、素敵に作って下さっています。

写真は何度目かもうわからないくらいミーティングを重ねている先日のミーティング写真。

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by wakuru | 2014-10-10 20:29 | 思うこと